離婚を考えたとき、自分でいろいろ調べるよりもまずは弁護士に相談するのが賢明!
当サイトでも私の離婚体験を掲載していますが、離婚の状況は十人十色。
離婚を望む方の力になれれば本望ですが、100%寄り添った意見は発信できません。
ただ、弁護士に離婚相談するにしても費用が心配という人も多いですよね。
そんなとき、相談したいのが法テラスです。
無料で離婚にまつわる相談にのってもらえ、法律を踏まえた的確なアドバイスがもらえる法テラス。
堅苦しい雰囲気はなく、気負わなくても気軽に離婚相談できるので、ぜひ利用してみてください。

目次
法テラスへの離婚相談は電話かメールで
離婚を考え始めたけれど、法テラスでいきなり弁護士と上手に話せるか心配ですよね。

なので、まずは電話かメールで法テラスに相談してみましょう。
法テラス離婚相談受付電話
電話番号:0570-078-374(おなやみなし)
受付時間:平日9:00~21:00/土曜日9:00~17:00
法テラスの電話相談…なかなかつながらないこともあるので時間に余裕があるときに利用しましょう!

私の電話を受けてくれた方は非常に聞き上手。
スムーズに会話ができ、まだ子供が小さかったこともあり、近所の弁護士事務所(法テラスの提携事務所)に連絡するようアドバイスをもらいました。

法テラス離婚相談受付メール
法テラスのメール相談は24時間いつでも公式サイトのフォームから相談OK。
電話がなかなかつながらなかったので、しびれを切らしてメールも送ったのですが(短気!)きちんとした返信が届きました。
ただ、メール相談では個別の回答は得られません。
慰謝料・養育費など離婚にまつわる法律の案内と、相談窓口の紹介、あとは法テラスの利用方法の案内が書かれていました。

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法テラスで離婚相談したい人はしっかりシミレーションしておこう
法テラスの無料法律相談(同一案件につき3回まで)を利用する場合は、収入などの利用条件を満たしていなければなりません。
「いざ相談に行ったものの条件を満たさず無料相談できなかった…。」
ということがないように、事前に条件を確認してみましょう。

- 民事法律扶助制度の利用歴(簡単に言うと過去の法テラス利用歴。3回未満なら利用可能)
- 相談内容
- 居住地域
- 家族構成
- 預貯金・手取り(配偶者のものも必要。収入が多いと民事法律扶助制度が利用できません)
- 公的給付の受給額(生活保護・児童手当・年金など)
これらを公式サイトにて入力すると、離婚相談で法テラスを利用できるかどうか即時に判定できます!
\ 24時間いつでも利用可能 /

\ 法テラスが利用できないときに /
法テラスの提携弁護士に相談するという方法も!
私は法テラスに行こうと思えば行けたのですが、電話で相談した際、近所の提携弁護士事務所に行く方が負担が少ないかも?と提案され、その方法を選びました。

「法テラスが遠い」「子供が小さくて出かけられない」「パートナーにバレるのが怖い」等、事情がある方はぜひ提携弁護士を利用してみてくださいね。
法テラス経由で無料相談を利用すれば、しつこい勧誘等もないので安心です。
提携弁護士の無料法律相談を申し込む方法
法テラスのホームページから、お近くの法テラスというページへ進み、お住まいの都道府県をクリックすると、右側に契約弁護士の名簿へのリンクが貼っています。
※一部都道府県には載っていませんので、その場合は法テラスに電話にてお問い合わせください。
リストに載っている提携弁護士事務所へは営業時間内ならいつでも電話OK!
弁護士事務所のホームページ等をチェックして、離婚相談をしたい弁護士を指名したければその名前と「法テラスのホームページを見て電話している」という内容を伝えます。
※法テラスのホームページを見て電話していることを伝えないと、法テラスの無料相談制度が使えないので要注意!
基本的に希望した弁護士に離婚の相談ができるようですが、私の場合は離婚調停に強い女性弁護士をお願いしたところ、1ヶ月待ちとのことでした。
なので、すぐに相談できるという若手の弁護士に依頼。

あとは、指定された日時に直接契約弁護士の事務所へ行き、法テラスの申込書類(弁護士事務所にあります)を記入すれば無料相談ができます。
提携弁護士に無料相談するメリット
ちょっと余談
法テラスの事務所で相談していた知人は、時間がきっちりしすぎていて不完全燃焼だったと言っていました。
聞きたい事があったのに途中で強制的に相談を打ち切られ、「次回また続きをお話ししましょう!」と言われたそうです。
一方私が相談に行った弁護士事務所は少し時間がオーバーしたものの、最後まで質問に答えてくれて、おかげで1回の相談でかなりスッキリすることができました!
弁護士事務所のスケジュールによると思いますが、法テラスの事務所に行くよりも提携弁護士事務所で無料相談を申し込んだ方が、融通が利くのかもしれません。
そして、近所に法テラスの契約弁護士事務所がある場合、後々調停や裁判で弁護士が必要になった時にお願いしやすいというメリットもあります。
法テラスの事務所で相談するよりも弁護士事務所に行く方が、やや勇気がいるかもしれませんが、私は契約弁護士に相談してよかったと思っています。

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法テラスに離婚相談するとき準備する物
離婚相談はいろいろな思いがあふれてくることもあり、つい長く話してしまいがち。
しかし法テラスの相談時間は限られています。
その中で、聞きたいことを全て聞くにはどうすればよいのか?
法テラス経験者が身の回りに5人もいた私。
事前リサーチしたところ、全員が口をそろえて言ったのがコレ!

☑これだけは必ず聞きたい
☑時間があれば聞きたい
など、重要度別に質問項目をまとめておくと、限られた相談時間を有効に使えます。
もし今の状況が「証明」できる証拠があるなら持参するのもおすすめ。
私の場合
私は前夫の不倫の証拠などをリストにまとめました。
また、前夫が裁判所に提出した離婚調停申立書のコピーも持参したので(わが家は、前夫が有責配偶者なのに、前夫が調停の申し立てをしまして、提出前の書類が部屋に置いてあったので、全てこっそりコピーしました)見てもらいました。
「間違いなく私の言い分が通る」「私に落ち度はないから、弁護士を雇わなくても大丈夫」とお墨付きをもらい、ほっとして家路についたのを今でもよく覚えています。
その他、筆記用具やメモ帳も忘れずに持っていきましょう!
無料法律相談を賢く活用しよう
法テラスの無料法律相談は3回限りです。
離婚調停の申し立てする際、もしくは申し立てされた時に事前に相談に行くのもいいですが、もし相手の考えを把握できていなくて、何を質問すればよいのかわからないときは、1回目の調停がすんでから法テラスを利用するのもおすすめ。
また法テラスではなく、一般の弁護士事務所が行っている「初回相談無料」キャンペーンを利用してもいいですね。




離婚をするにあたり、お金は大切に取っておくに越したことはありません。
法テラスや弁護士事務所の無料相談サービスをかしこく無駄なく利用して、コスパのよい離婚を実現させましょう!