体験談

【離婚のタイミング】私が離婚した理由は「生活基盤が整ったから」です

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こんにちは。MASHです。

「MASHさんってなんで離婚したんですか?」

とよく聞かれるので、今回は記憶をたどりながら私が離婚した理由をまとめてみました。

当時はネガティブな理由しか浮かばず「私はもう無理だ…」と落ちに落ちていましたが、今考えれば離婚までの道のりを思いのほか「冷静に」歩んでいた気がします。

 

離婚調停上の離婚理由は「不貞行為」だけど重視したのはタイミング

 

 

うちは調停離婚だったのですが、直接的な離婚理由は「不貞行為」でした。

数ある離婚理由の中から「不貞行為」を選んだのは一番慰謝料がもらえるから。

かつ、しっかりと不貞行為の証拠を押さえられていたからです。

ただ、離婚してみて思ったのは、離婚理由よりも離婚するタイミングの方が重要だったという点。

「もっと早く離婚しておけば」と思ったことは多々ありますが、もし早く離婚していたら今よりももっと苦労していたと思います。

 

結婚して2年目には「いかによいタイミングで離婚するか」を考えていた

 

はじめて「離婚」という2文字が頭に浮かんだのは、次女妊娠中の不倫時。

ただ、このときは長女の育児に追われていて証拠という証拠はほとんど入手できませんでした。

さらにスマホがない時代。

LINEのような気軽に連絡を取れるツールもなければ、今ほど写真を撮ったりする時代でもありません。

自力で離婚時に有利になるような不倫の証拠を押さえるのは難しかったのです。

その上私は妊娠中で仕事もしていなかったため、今すぐ離婚するのは厳しいと判断。

このころから「幼稚園・小学校のPTAを終わらせた頃に離婚できればいいかな?」という長期的な目標を立てました。

ただこの間何もしなかったわけではありません。

夫の不在時や就寝時にこそこそ在宅ワーク&アンケートサイトでお小遣いを稼ぎ、貯金を増やしていました。

 

私が利用していたもの

★【次女妊娠中~幼稚園入園】都の某第三セクター(データセンター)からデータ入力の仕事を請け負って30,000円/月前後の収入を得ていました

★【次女出産後~小学校入学】WEBライターで20,000円/月~80,000円/月の収入を得ていました

詳しくは:【経験談】即収入GET!フリーランスライターにおすすめの求人サイト集!シングルマザーや副業に人気

★【次女幼稚園入園~】アンケートサイトで3,000円/月~の収入を得ています

詳しくは:圧倒的に稼げたアンケートサイトは【キューモニター】でした!

★【次女小学校入学~】ブログで100,000円/月~の収入を得ています

ノウハウは:【副業向け低負担】稼ぐためのブログの始め方1.WordPressを使ってみよう

 

「いつか離婚しよう」と決めてからは離婚理由が増す日々…

 

「準備が整ったら離婚しよう」と決めてからは、なんとなくいろいろなことに諦めがつくようになりました。

よく言われることですが「夫に期待しない」日々のはじまりです。

とはいえ、いろいろと離婚する決意をより強固なものにする出来事はありました。

逆に「なんで離婚しようとそっちから言ってくれないの?」と思うような出来事も続く日々。

ただ、まだ私には離婚時に必要な貯金・知識が用意できていなかったため、ひたすら我慢です。

 

夫の離婚理由はコレ!

私が愛人5号との不倫現場に出くわしてから夫は急いで離婚調停を申し立てたようで、離婚調停申立書が届きました。

離婚調停申立書には「申立ての動機」を選択する欄があります。

【性格があわない・異性関係・暴力をふるう・酒を飲みすぎる・性的不調和・浪費する・病気・精神的に虐待する・家族をすててかえりみない・家族と折合いが悪い・同居に応じない・生活費を渡さない・その他】

という選択肢があり、なんと夫「生活費を渡さない」に〇をつけていたのです。

そして事情説明書に「靴下を買ってくれなかった」って書いてて…小遣いを月30,000円+夏・冬のボーナス時各100,000円渡しててさらに私のお金も盗ったのに(怒)。

離婚して5年、今となっては彼はレジェンド級の謎人物です。

 

とはいえ夫のすべてが嫌いだったわけでもない

 

離婚理由を聞かれていろいろ答えると、

「最低な旦那だったんだね」

「ありえん!」

等々、一緒になって夫のことをディスってくれる方が多いです。

離婚後間もなくは一緒にディスり合戦を楽しんでいたのですが、今はちょっと変わってきました。

というのも、確かに最低ではあったものの一度は好きだった人だし子供たちと血のつながったお父さんなのです。

 

  • そこそこイケメン(今は好みが変わったから何とも言えないけど…)
  • 頭がいい
  • 礼儀正しくて常識がある(外面限定)
  • 仕事で疲れていてもお出かけにつきあってくれた
  • 家具や家電を好きなように選ばせてくれた
  • ウソが下手で不倫にすぐ気づかせてくれた

 

今となってはよいところもさほど思い出せないのですが(悪いところも記憶から薄れつつある昨今です…)、「あなたの旦那よりはまともよ」と思うことも多々あります。

 

PTA役員完了・収入源確保・貯金100万円!離婚準備完了→離婚決行

 

 

離婚理由は多々あるものの、結局「なぜ"あの日"に離婚に踏み切ったのか」と聞かれると、自分の中で離婚の準備が整ったからです。

うちは調停離婚だったのですが、調停期間中にそのタイミングは来ました。

なので、養育費や慰謝料を値切られまくっていた最中ですが、もう離婚に踏み切りました。

この離婚タイミングについてはいまだ一度も後悔していません。

シングルマザーやシングルファザーへの補助・支援はいろいろとあるのですが、やっぱり親1人で子供を育てていくのは大変。

言葉は悪いですが「お金さえあれば解決するのに…」と思うできごとも多々あります。

はじめて離婚を思い立ったあの日離婚していたら、また、もしまだグダグダと離婚調停を延長していたら、おそらく今より手持ちのお金は少なかったと思います。

 

「仕事を休める」「仕事を休むきっかけを減らす」環境づくり

 

とある中小企業(ハローワークで”子育て応援企業”になっている子供向けアイテムを取り扱う会社です)に就職した際、「数か月後には離婚する予定です」と伝え入社したのですが想像以上にシングルマザーへの風当たりが強く、土日以外の希望休を一切取らせてもらえない状況が続きました。

そんな中次女が骨折。

通院のため希望休を申請したら上司と社長から「実家に帰れ」「子供と仕事どっちが大事なんだ」と怒鳴りちらされ解雇されました。

こんな企業がすべてではありませんが、シングルマザーの存在を迷惑がる企業は一定数存在するもの。

その経験を踏まえ、

 

  • 希望休が取りやすい(育児を終えた世代が多い企業)
  • 残業がない
  • 通勤時間が短い(通勤手当が出たとしてもやっぱり時間がもったいない)
  • シングルマザーが働いていそう(イメージ)

 

という条件で改めて就活を実施。

ただ、なかなかよい条件の会社に出会えず、結局現在は在宅ワーク(ブログ)で生計を立てている状態です。

 

・・【追記】・・

コロナの流行等収入が不安定になる可能性が出てきたので、現在は週2~3日、半日だけパートに出ています。

・・・・・・・・

 

あとは、子育て世代が仕事を休むきっかけになりやすい「PTA役員のしごと」を早めに片付けておくのもおすすめ。

うちの娘たちが通う学校は小学校のみ「子供が在学中に1回役員をする」というルールがありました。

なので、長女のときも次女のときも1年生で役員に立候補。

「無理しなくていいよ」と言われるものの休みにくいのが役員、本格的に就業してからPTA役員をするのは大変なので離婚前にできるならやっておくといいと思います。

 

ケガ・病気で収入が減っても痛手にならない程度の貯金づくり

 

シングルマザーになると、児童扶養手当が月5万円程度(2ヶ月ごと振込)支給されます。

それを踏まえてケガ・病気で数日休んでも生活が成り立つにはどのくらい貯金があれば安心かな?ということで、まず100万円を貯めました。

(実際のところ、離婚直前に私の車が壊れ、離婚後の生活に使うことなく飛んでいきました…泣。なので慌てて新たな貯金開始、2度目の貯金はつみたてNISA(🔗楽天証券)にしました。)

100万円あれば、仕事を休んでも家電が壊れても心に余裕をもって対応できるはず。

貯金している余裕がない場合は、いざというときのためにお金を借りられる場所をチェックしておくと安心です。

 

シングルに役立つ支援サービス

 

ただ、現在就業していない場合は100万円貯金するのは至難の業。

安心材料として離婚前にクレジットカードを作っておくのもおすすめです。

近くにイオン系列の店舗があるならイオンカード 、ネット通販が好きな方は楽天カードあたりを持っておくと、離婚後も役立つはず。

離婚直後はクレジットカードの審査に通りづらいとの声もあるので、お守りとして作っておくといいですね。

 

(余裕があれば)「子供の心」の離婚準備

 

 

あなたがなぜ「離婚したい」と思っているかによりますが、もし「何としてでも」「今すぐ」離婚しなければならない状況でないのなら、できれば子供にも離婚への備えをする期間を与えてあげましょう。

私は離婚する1年前(長女:小学2年生・次女:小学1年生)にはそれとなく離婚したいという話をしていました。

とはいえ、前夫の態度を見て「パパ嫌い」が加速していたふたりなので、ふたりとも「いつパパとバイバイできるの?」という雰囲気。

離婚後は迷惑をかけてしまったこともありますが、「両親が離婚した」ことを負い目に感じたことは未だ(現在ふたりとも中学生)ないようです。

また、それを知ってか知らずか両親が離婚した友達から相談を受けたり愚痴を聞いたり…シンママ・シンパパ家庭の輪ができ、LINEで仲よく絡んでいるとのこと。

ただ問題なのは、「離婚してほしくない」と思っている子供の場合。

私の周りでも「子供が離婚を望んでいないから、子供が高校を卒業するまでは離婚しない」等々耳にしますが、見事に皆さんそんな子供との約束を裏切って早々に離婚しています。

離婚してほしくないという子供の願いを聞くことも大事かもしれませんが、私は、

 

  • 離婚してもパパ/ママに会うタイミングを必ず用意する
  • 会いたいとき・話したいときはいつでも連絡していい

 

といった、「離婚してもパパ(ママ)はあなたのパパ(ママ)なんだよ」と理解させるような、"必ず"守れる約束をするほうが大切なのかなと思いました。

 

【経験者だから言えること】悔いのない離婚のためには準備が大事

 

 

「離婚したい」という感情は、日々の生活の中でコツコツ積もっていく場合もあれば、ある出来事をきっかけに突如爆発してしまうこともあります。

ただ、いずれにしても離婚には準備が大事。

  • 離婚後も比較的安定した生活が送れる環境
  • 離婚後も続けられる仕事・収入源
  • 貯金(慰謝料がもらえるならそれを貯金するのもアリ)

この3点はしっかり確保したいものです。

離婚して”嫌いなもの”から解放されても、健康的な生活が送れなければ元も子もありません。

離婚方法にもよりますが、離婚までの工程も体力を使います。

確固たる離婚理由があるなら、兎にも角にも「一人で子供を養っていく」「一人で生きていく」環境づくりに尽力してみましょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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