こんにちは、シングルマザー歴5年のMASHです。
結婚って紙切れ1枚で済むのに離婚って本当に体力を使いますよね。
このページにたどり着いた方は、これからシングルマザー(ファザー)になる予定の方、もしくはすでにシングルマザー(ファザー)になった方かと思います。
離婚に神経をすり減らした後に始まる新しい「ひとり親」としての暮らし、自由で輝かしくあっていほしいものですが、慣れるまでは本当に大変です。
そこで本日は、シングルマザー歴も5年になり、シングルマザーとしての生活に慣れてきた私から、同士の皆様に伝えたいことをつらつらとお話ししていきます。
・・・
と、偉そうなことを言いますが、実は私は離婚後1年間は
- 前夫のいやがらせに怯えて外出が怖い/ごはんすら食べられない
- シングルマザーであることを理由に職場でいじめられ失業
- 子供たちには幸せになってほしいという気持ちが空回りして家庭内がギスギス
- 両親と関係悪化
など、心身ともにボロボロで「消えてしまいたい」といつも思っていました。

「私が住む街で1番しあわせな家族」と言い張れるくらい、家庭内も仕事もうまく回っています。
(もちろん、悩むことも未だによくありますが…)
シングルマザーと不安はある意味切っても切れない関係。
私はまわりのシングルマザーに「大丈夫、何とかなるよ」なんて無責任なことは言いませんが、「大丈夫、焦らないで」とよく言います。
焦ると何もかもうまくいかなくなります。

私が不安で押しつぶされそうになった時目にしたのは、数えきれないほどの”同士”だった

私は離婚する前からシングルマザーの友達が数人いました。
ただ、いざ離婚して子育てやお金のこと、今後のことを不安に感じたとき、距離感が近すぎた彼女たちに”腹を割って”相談することはできず…。
両親も元々離婚に反対していたため、両親にさえ弱音を吐けず、夜中に台所でお酒を飲みながらひと泣きして、毎日不安を乗り越えていました。

「辛いのは私だけじゃない」そう思えた瞬間目の前がひらけた感じがした
今や3組に1組の夫婦が離婚する時代。
今、シングルマザーの知り合いがいない方でも、実はたくさんのシングルマザー・シングルファザーがそこにはいて、みんな必死に子供を守るべくがんばっています。
「シングルマザー 仲間」
確かそんなキーワードで検索したときだったと思います。
トップに表示されたのは、シングルマザー・シングルファザー向けのイベントを運営しているNPO法人のTwitterアカウントでした。
そこには、たくさんのシングルマザー・シングルファザー、そして子供たちが笑顔で遊んだりアウトドアを楽しんだりしている写真がたくさん載っていて。
そのアカウントをフォローしている方たちをチェックすると、
- 養育費がもらえない
- 慰謝料を払い続けている
- 夫が行方不明のまま6年経過
- 子供が5人いてパートを3つかけ持ちしている
など、私なんかより大変な思いをしているシングルマザー・ファザーがたくさんいました。
しかし、みんな笑顔の子供たちの写真を高頻度でアップしていて、それを眺めているだけで元気と勇気をもらえました。
それまでは不安なことがあると「消えたい」と思っていたのに、そのアカウントに出会ってからは、
「甘ったれるな」
「まだやれることを全部やったわけじゃない」
「未来の不安より今のしあわせを考えよう」
と第三者の目線で自分を見つめ、どうすべきか考えられるようになり、精神的にかなり強くなったと思います。
焦らなくてよかった…シングルマザーは再婚を急ぎがちだから気をつけて
シングルマザーになると、家事・育児はすべて自分でやらなければならないし、収入も自分が稼いだ額しかありません。
この状況を解決するのにぴったりな方法が「再婚」。
私も何度か婚活サイトを覗いたことがありますが、「シングルマザーの不安を解消するために再婚しよう」と思っていると、条件のよい(いうなればどう見ても怪しい)男性が魅力的に見えてしまうんですよね。
もちろん、シングルマザーになって早い段階で再婚する方も多いです。
しかし、子連れの再婚は、再婚相手と子供の関係がうまくいかずトラブルになることがよくあるのも現実。

こんなことを言うと不快に思う人もいるでしょうが、一部の男性にとって「弱っている・困っている女性=シングルマザー」は格好の餌食です。
再婚を検討するにしても焦らずに、一歩一歩丁寧に再婚までのステップを踏んでいきましょう。
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シングルマザーが育児について悩むのは愛情の証だと思う

シングルマザーになって「子供に不憫な思いをさせたくない」「両親がそろっている家庭の子供に対し”劣等感”を感じてほしくない」、そう思いながらがんばる人は多いです。
私もそうでした、というか今もそうです。
しかしふと我に返ったとき、「劣等感を感じているのは私自身なのかも」と思い、不安になることも…。
この感情を役所のひとり親家庭担当課の方に相談すると、「いいじゃない、ステキよ!」とアドバイスどころか褒められたので、その方の話を踏まえながらシングルマザーの育児についてお話ししていきます。
子供に劣等感を感じさせたくない”子供ファースト”の考え方は正しい選択を導く鍵
ひとり親家庭になって一番つらいのは子供かもしれません、しかし、ひとり親家庭になって一番大変なのはママ・パパです。
それなのに、「子供に不憫な思いをさせたくない」「劣等感を感じさせたくない」と考えられるのはあなたが強い証。

たしかに、先述の”再婚”もそうですが、子供のことを考えれば焦って暴走することを防げますし、私たちより弱い子供の気持ち・しあわせを優先すれば、より安全で安定性の高い道を進むきっかけになるはず。
「なるほど」と思った次第です。
心に余裕をもつことも大切
シングルマザー・ファザーの中には「両親がそろっている子供より賢く育ってほしい」「元夫・元妻が子供を捨てたことを公開するくらい立派に育ってほしい」という気持ちが空回りし、子供に様々な無理強いをしてしまうことがよくあります。
ただ、そんなママ・パパの気持ちは子供にしてみては「期待されている」という誉な感情よりも、重荷になっているかも。
子供にとってママ・パパは心のよりどころでなければなりません。
あまり願望を押し付けすぎないよう、心に余裕をもって接していけるといいですね。
\ しあわせママになろう /
ママのがんばりは子供に伝わっています/必ず伝わります
シングルマザー・ファザーになってお金に余裕がなくなり、
- 教育にお金がかけられないかも
- パートの掛けもちを始めたせいで子供と向き合う時間が減った、子供に嫌われたかも
- 外食に行く時間もお金もなくて申し訳ない気持ちが止まらない
- 子供はきっとよその子供を羨ましがってると思う
といった悩みを抱える方は非常に多いです。
実際に何度か当ブログを通して、相談を受けたこともあります。
ただ、こういった悩みを抱える方に、私は必ず言います。
ママ・パパの努力は子供にしっかりと伝わっています
子供はなかなか親に労いの言葉をかけてはくれませんし、正直何を考えているのかわからなくなることもあります。

小さい頃は突然パパ・ママと別れ、精神的に不安定になる子供もいます。
しかし、子供は毎日・毎分・毎秒成長しています。
必ずがんばっているママ・パパのことを理解し、「助け合いたい」と親子で励ましあえる日が来るはずです。
だからとにかく、シングルマザー・ファザーだからといって育児に悩みすぎて、子供に不安が伝染するのは避けたいもの。
がんばって働きながら、短時間でもきちんと子供と向き合う。

\ シングルのバイブル /

育児の不安を吐き出す場所を確保しておこう

シングルマザー・ファザーかどうかに関わらず、育児や日常の不安は吐き出した方が楽になります。
ただ、シングルマザー・ファザーの方が不安を吐き出す場所が少なく、心にため込んで疲れ果てる方が多いのも現状。
そうならないためにも、匿名性の高いネットに不安を吐き出す場所を確保しておくと安心です。
私の場合:「ママスタ」で不安を解消しシンママへの世間の目を知る
離婚経験の有無は関係なしに、育児の不安を吐き出せる場所として人気なのが「ママスタ」というママ専用掲示板。
「ママスタ」ではシングルマザーカテゴリがあり、書き込みをしても名前にメンションがつかない分、気軽に素直な気持ちが書き込めます。
もちろん育児以外の悩みもOK。

SNSのアカウントを作る
シングルマザー・ファザーとしての日常や不安を吐露するためだけのSNSアカウントを作って、「いいね」の数を気にせずひたすら思いを吐くのもおすすめ。
絡まれたくないなら鍵垢にしてもいいですね。
ただ、思いを公開することで似たような悩みを抱えるシングルマザー・ファザーと出会える可能性も大。

シングルマザー支援団体に相談する
「ママスタ」のようなネット掲示板やSNSは手軽に利用でき便利ですが、執拗に嫌がらせコメントを書き続ける人や中傷を楽しむ悪質ユーザーもいます。
そんな人たちとかかわるのは怖い。
そう思ったら、シングルマザーの支援団体が運営しているメール相談や電話相談を利用してみてもいいですね。
たとえば「一般社団法人日本シングルマザー支援協会」なら、会員登録するだけで無料のメール相談に応じてもらえます。
心理カウンセラーや行政書士が在籍しているため、友達に相談するのとはまた違った意見が聞けると好評。
メールなので時間を問わず相談できるのも人気の理由です。
また、一度登録するとシングルマザー・ファザーに役立つメルマガが届くので、それを読むだけでもためになります。
日本シングルマザー支援協会
主な活動内容
- メルマガ配信
- 無料メール相談
- ひとり親に向けた座談会・セミナー・イベントの開催
- 転職・就職に対する個別無料相談・自立支援
- 再婚のための婚活イベント
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育児の不安に押しつぶされそうなときは医療機関を頼ろう

離婚後の育児の不安がどうしても尽きなくて「もう無理だ…」そう思ったら、医療機関を頼ることも検討してみましょう。
心の健康が維持できなければ、何事もうまく回りません。
自分のために、子供のために、メンタルヘルスケアをすることはシングルであるか否かは関係なく、一般的になりつつあります。
【体験談】心療内科は意外と快適な空間でした
内科や外科といった病院と異なり、心療内科にかかるのには勇気がいるという人も多いです。

しかし、離婚調停時に「前夫が襲撃してきて〇されるのでは?」という不安で外出できなくなり眠ることすらままならなかったときはじめて心療内科を受診、すると意外なまでに「普通」で驚きました。
心療内科という性質上、一般的な病院よりやさしい看護師が多い印象。
看護師に話を聞いてもらうだけ、すでに心が軽くなっていました。
心療内科にかかると、精神安定剤や抗うつ剤を処方されることがあります。
このような薬に抵抗を感じる方も多いですが、これらの薬は早めに心療内科にかかることで服用期間を短縮することができるため、
- いつも不安感に襲われて心が休まらない
- 眠れない
- 悩みが強くて何をしても集中できない
等、離婚前の自分と違う点が増えてきたら、早いタイミングで心療内科を受診してみましょう。
「寝る」ことが心の健康維持に欠かせない
不安で落ち着かないけど、心療内科にかかる時間もない。
そんなときはまずしっかり休む=質の高い睡眠をとる努力をしてみましょう。
不安で寝つきが悪いなら、市販の睡眠導入サプリを使ってみるのも手。

睡眠導入剤は安くでも効果があるからまずは試してみて
睡眠導入剤をネットで検索すると、1,000円前後の商品から10,000円前後の商品まで言わばピンキリです。
ただ、睡眠導入剤は安いものでもある程度効果があるので、「なかなか寝付けない」なら1,000円前後の商品から試してみるのがおすすめ。
たとえば、Amazonで最も評価の高い睡眠導入剤「ナイトサプリ」評価(1,180件)は、30日分で税込1,390円と超破格、それなのにレビューはとてもよいです。

このような便利なサプリを活用してみるのもいいと思います。
ポイント
【全成分】
L-テアニン(別名:L-グルタミン酸)、ラフマ葉抽出物、乳タンパク加水分解物、大麦乳酸発酵液ギャバ、カミツレ乾燥エキス(カミツレエキス、マルトデキストリン)/L-テアニン、ゼラチン、グリシン、結晶セルロース、ステアリン酸Ca、L-トリプトファン、アラビアガム、微粒二酸化ケイ素
【使用方法】
1日1粒、水またはお湯で飲む
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シングルマザー/ファザーでも笑顔があふれる毎日に

シングルマザー・ファザーになると交友関係が変わってしまったり、子供も自分も精神的に不安定になったり「何事もうまく回らない」ような錯覚におちいりがち。
しかし本当にそうでしょうか。
世の中は意外とシングルマザー・ファザーにやさしい社会へと変わってきています。

最初からうまくいく人なんていません。
みんな見えないところで必死にがんばっているのです。
「だから、あなたも焦らないでくださいね」
