こんにちは。
シングルマザー歴もいよいよ6年目に突入した、中学生男子2人を育てるまっしゅです。
今回はずばり、私が今まで出会った「迷惑シングルマザー」に対しての怒りをまとめました。

最終的にそれらの矛先が子供に向かうことも多く、なかなか厄介です。
しかも迷惑シングルマザーはなぜかみんな自己主張が強くて悪目立ち…
今現在シングルマザーの人も、これからシングルマザーになる予定の方も、シングルマザー全員のイメージを悪化させる行為をしていないか(しそうになっていないか)、今一度己を振り返ってみてください。
プライドはないの?なんでも”クレクレ”シングルマザー

最近SNS等を通してお金配りをするインフルエンサーが増えていますよね。
元ZOZOTOWNの前澤社長なんかがよい例です。
そういったお金配りキャンペーンでは必ず、本当に100%!! 情けない迷惑シングルマザーが湧いています。
「シングルマザーで生活費が足りません、お金をください」
「子供に誕生日プレゼントを買うお金もありません(アイコンはハイブランドのアクセサリーをまとった自撮り)」
「コロナで職を失いました、子供にごはんを食べさせられません。お金をください」

同じシングルマザーですが共感どころかイライラしか募りません。
さらに、そういったツイートをしているシングルマザーのアカウントを覗くと、美容・持ち物など自分にお金をかけている人が意外と多いんですよね。
生活費や食費が足りないなら、その服や化粧品を買うお金を生活費に回しては?としか思わないのです。
「仮に本当に職を失っているなら、支援を利用して子供にだけでもごはんを食べさせてあげて。その前にそのブランド品売ってみたら?」
等々私でもイライラするので、シングルマザーへの支援の財源である税金を納めている”シングルマザー以外の方々”はさらに腹が立つでしょう。
案の定、元々世間の嫌われ者であるシングルマザーですから、厳しいリプライがついていますがどれもまっとうな意見ばかり。
日本はシングルマザーが生きづらい社会と言われていますが、それでも日々いろいろな支援が受けられる環境が整いつつあります。
お金配りキャンペーンに応募するのは個人の自由ですが「シングルマザーであること」を武器として振りかざす人はどうも私は苦手ですし、シングルマザーのイメージを悪くしているとしか思えません。
ひとり親支援を利用しよう
案外見逃している人も多い!?母子家庭(ひとり親家庭)の関する補助・支援について知りたい方は…
養育費ちゃんともらえてる?もらえてないなら前澤社長の会社を頼ろう
→養育費あんしん受け取りサービス「株式会社小さな一歩」ホームページ
※あなたの街も助成金制度があるかも?小さな一歩と提携する市町村が増えています。
PTA役員・行事の手伝い等を全拒否するシングルマザー

春になると必ず問題になるPTA役員決め。
未だに「1人1役」といって在学中に必ず1つ役員をしなければならなかったり、1年に1回は行事の準備等に関わらなければならなかったりする学校は多いです。
そういったときも出てくるんですよね…「シングルマザーであること」を武器にする人が。
「シングルマザーで仕事もしてるからPTA役員は無理」
「シングルマザーだから他の家庭みたいにパパが協力してくれない。もし役員になっても全部欠席します」
正直、仕事をしているとPTA活動が負担になることがあります。
ただ、それは働いているお母さん・お父さんすべてに言えること。
「シングルマザーだから」と”大変ですマウント”を取ったところで、役員決めに関わる人たちも「ルールなので」としか言えません。
なので、仮に結果的にあまり協力ができなかったとしても、PTAなど学校関連の役割はまず引き受けることが大事だと思います。
私は幼稚園・小学校・中学校とPTA活動に積極的に関与してきましたが、在宅でできる役割(資料作りなど)も多々あるもの。仕事が忙しく会議に参加できないときはそういった役割を担当してできるだけ関われるよう努力しました。
やはりPTAの仕事をさぼりすぎると、保護者間での噂になり、最終的に子供の印象まで悪くなってしまいます。
シングルマザーへの風当たりは想像以上に強いです。
子供が何か失敗すればすぐ「あそこはシングルマザーだから」と言われます。

PTA等学校関連の役割は面倒だと感じている人が大半です。
それはシングルマザーか否か、そして仕事をしていようがいまいが同じこと。
なのでまず「PTA活動に関わっていきたい」という姿勢を見せ、そこから自分が関われるポジションを探っていくことが大切だと感じています。
シングルマザーはこのご時世まったくもって特別な存在ではなくなった

「シングルマザーだから」と言いわけをする人は、シングルマザーを自身の「負」の要素、特別な要素だと思っている人が大半だと思います。
とはいえ、今や3組に1組の夫婦が離婚する時代。
2020年の母子家庭数は64万件超にのぼります。
そして今後もシングルマザーは増えていくはずです。
そんな中、シングルマザーの立場を武器にしていても「え?だから何?」としか思われなくなるのは間違いありませんし、すでにそういう時代になりつつあると思います。
母子家庭は両親がそろっている家庭より劣っていることは多々あるでしょう。
しかしこのご時世、両親がそろっている家庭でも母子家庭より困りごとが多いというパターンも増えています。
母子家庭も父子家庭も、両親がそろっている家庭も、祖父・祖母が子供を育てている家庭も、みんな保護者という立場は同じです。
お互いの問題を理解し補い合うためには、シングルマザーであることを全力アピールするのではなく、必要な場面で「シングルマザーなので協力できないときがあるかもしれませんが」と謙虚に伝えるべきだと私は思っています。

世のシングルマザーたちが私と同じ視点を持てれば、世間のシングルマザーに対する目は変わってくると信じています。
「母子家庭は劣っている」とあなたが思っている限り配慮を求めてしまう

あなたは母子家庭が劣っていると感じますか?
確かに、収入は劣りがち。父親いない分、遊びに行く機会は減るし母親の自由時間も限られます。
ただ、私は「劣っている」と感じるよりも「母子家庭になってよかったな」と感じることが徐々にですが増えてました。
(まぁ、前夫がダメ男だったというのが大きいのかもしれませんが…)
置かれている環境によって母子家庭であることが楽しいと思えないこともあるかもしれません。ただ、シングルマザーになった自分に慣れて客観的に現状を見てみると、
「旦那がいない分食費が浮く」
「自分と子供が好きなメニューばかり作れる」
「家事を手抜きしても怒られない」
「旦那の加齢臭を嗅がなくて済む」
など、意外といいこともあるな~と気づけてくるはず。
その上、母子家庭は金銭面(学費・医療費・税金・年金など)でもかなり配慮されていますよね。
劣っているというよりも、むしろ恵まれていると思います。
「母子家庭は劣っている」
お母さんがそう思っていると、どうしても子供もそう思ってしまいがちなのでなんとかポジティブになれるようがんばってみたいものです。

そう思って毎日過ごしていると、学校や周囲が特別な配慮をしてくれなくても、あらゆる困難をうまく乗り越えていけるのではないでしょうか。

【おまけ】シングルマザーになって不安な方へ
私はシングルマザーになる過程(離婚調停中など)及びシングルマザーになってから1年ほどはかなりメンタルがやられていました。
心療内科を受診することをすすめられるも、心療内科に行く自分がダメ親なのでは?とさらに悩んだり、疲れ果てて家事ができなかった日は自棄になってお酒に走ったり。
ただ、そんな中でも少しずつ「よく寝る」「メンブレ対策本を読む」ことでポジティブシングルマザーへの道を着実に一歩一歩進んでいけたので、私のバイブルをご紹介します。
○ひとり親でも子どもは健全に育ちます
シングルマザーである現状に不安を覚えたら必ず読み返す名著です。
「この本を読み終えた瞬間、自分と子供の未来が変わったと思った」
「不安な気持ちがすっと消えて落ち着く」
等々、多くのシングルマザー・ファザーが支持しています。

※定価1,320円ですが、AmazonKindleなら950円で読めます。
○やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
私だけかもしれませんが、シングルマザーになってからボーっとする時間が増え、やらなければならないこと・行かなければいけない場所があってもなかなか行動に移せず…。
ふと我に返って現実にイライラし、絶望に襲われて落ち込むことが多々ありました。
そんな体験をしたことがあるならぜひ読んでほしい一冊。
日常がスムーズに送れるようになるだけでも、メンタルはかなり安定します。
※定価1,540円ですが、AmazonKindleなら1,463円で読めます。またAmazonAudible(プロによる音読が聞ける)なら無料(無料体験)で聞くことができます。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もしこの記事で不快な思いをされた方がいたら申し訳ございません。とあるシングルマザーの戯言と思って聞き流してください。