離婚調停前、私は法テラスに登録している弁護士事務所に相談に行きました。
本当は、離婚に強い女性弁護士に依頼したかったのですが、相談の予約待ちが4ヶ月以上ということで、今すぐ話せる弁護士に依頼。
すると、登場したのは20代半ばくらいの男性弁護士。

その体験を本日はご紹介します。
弁護士より私の方が知識が多かった…
離婚調停に際して、私はいろいろと勉強をしていました。
大学でも少し法律の勉強をしていたこともあり、人並み以上には離婚に関する知識を持っていたと思います。

が、法テラスに登録していた某弁護士事務所の若手弁護士は言葉はあれですが…

法律に関する知識すら私の方が深かった…。
そこで思い出したんですよね。
弁護士だってビジネスだということを。
案件を取りたくて必死だったんでしょう。

「盛った話」より「真実」が知りたい。
正直、今回の弁護士との面談は、無駄な時間になりました。
スポンサーリンク
あなたの弁護士は大丈夫?慰謝料の額で垣間見える「欲」
私の現状と前夫の不倫(計5回)について話したところで、弁護士は言いました。
弁護士「慰謝料800万は固いですね!」
私は元々慰謝料は300万円が相場と思っていたので驚きました。
MASH「そんなにもらえるんですか?」
弁護士「余裕でしょ、ここまでされてるんだし」
MASH「調停ですよ?」
弁護士「戦って負けるわけないですよ」


あくまで申立人と相手方が話し合ってお互いが納得のいく結論を出す場。
完全にこの弁護士、調停と裁判をごちゃまぜに考えています。
また、調停と裁判の間に審判があることすら抜けてますね。

弁護士報酬は慰謝料の20%
離婚調停や離婚裁判のために弁護士を雇った場合、
- 着手金(30万円前後)
- 報酬金(慰謝料の20%程度)
- 報奨金(年間養育費の20%程度)
といった費用が発生します。
つまり、弁護士は慰謝料や養育費をたくさん取った方が報酬が増えるということ。
言い方は悪いですが、離婚したい人のために!という熱い思いで話をしてくれる弁護士もいるでしょうが、報酬のために頑張る弁護士がいるのも現実。

というか、まずは「そんなに取れるなら!」と私が契約を結ぶことを期待していたのでしょう。
ただ、まだまだぼろが出てきたのです…。
算数ができない弁護士に落胆して帰宅
法テラスの法律無料相談は1時間程度。
しかし弁護士が熱く語ることが多く、1時間半が過ぎようとしていました。

ありがたいんですが、私も子供を迎えに行かなければならなかったので、少しモヤモヤしてきていました。
その時です。
弁護士「養育費は月80,000円として、1年で80万ですもんね…」
MASH「いや、96万でしょう」
弁護士「あれ?(電卓を出してくる)そうっすね、すみませんでした。で、慰謝料は不倫相手からも取りますか?そしたらすぐ働かなくても大丈夫そうですよね」
なんだか私の中で「もういいや」という気持ちがわいてきました。
MASH「ありがとうございました、ちょっとこの後予定があるんで…」
弁護士「わかりました!いつでも連絡くださいね。調停には同席もできるんで」
MASH「(苦笑)」
帰り際、弁護士事務所の事務員さんに「次回はどうされますか?」と聞かれましたが、「もう大丈夫です」と伝えて帰宅しました。
スポンサーリンク
自分に合う弁護士を探そう
今回の弁護士は、大・大・大ハズレだったと思うのですが、ヲタクさん(前夫・仮名)の弁護士もなかなか変わった思考の持ち主で。
ヲタクさんの暴走に加担して、私の仕事の邪魔ばかりしてくる変わった弁護士です(継続中)。
ヲタクさんと変人弁護士は息が合うようで、仲よく暴走ごっこをしていますが、私なら絶対いや。

幸い、弁護士事務所では「初回無料相談」「無料電話相談」等のサービスを行っているところが多いので、そういったものを利用しながら上手に「合う」弁護士を探すといいですね。
ちなみに、私の場合調停時に裁判官の意見を取り入れながら慰謝料は300万で決着がつきました。

離婚のために弁護士を雇う際は、失敗しないよう慎重に選んでくださいね。
・・・
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。